TEE の特徴
(1)3つの柱
TEEの学びには3つの柱があります。
第1は予習です。テキスト(教材)と聖書を用いながら各自で予習してクラスに臨みます。答えはテキストに書かれているのでわからなくても、答えを見て埋めることができます。そして、最後に簡単な答えが記されていない確認テストがあります。
第2はディスカッションです。予習をしてきた内容に関する質問に答えながら理解と交わりを深めます。これは楽しい時間で互いを批判したり、否定したりすることはありません。
第3は生活への適用です。学んだ内容から次回の集まりまでに課題を見つけ、実践を試み、次回に分かち合います。頭だけで聖書を学ぶのではなく、みことばを実践することに重きをおいています。
(2)聖書とテキストが教師
グループのリーダーは教師ではなく、教える必要はありません。聖書とテキストが教師です。クラスはグループリーダー(司会進行役)によって進められます。グループリーダーは全体の3分の1以上話さないのが原則です。ですから、多くの信徒の方々がグループリーダーとして活躍できます。
(3)グループでの学び
TEEは原則、グループでの学びです。数名から15名程度が実施しやすく、多くても20名以下が推奨されます。ディスカッションの時には、数名単位に分けて行います。
(4)グループリーダーコース
グループリーダーになるには2日間のトレーニングコースを受講して頂く必要があります。また、原則、グループリーダーは、そのコースを受講生として修了する必要があります。
ただし、神学校などで十分な神学教育を受けて来られた方は、初級編については、受講したことがなくてもグループリーダーになることができます。またグループリーダーのために、グループリーダーマニュアルが用意されています。グループリーダーは原則、ボランティアで行なっていただきます。
(5)オンラインコース
許されるなら、顔と顔を合わせて学ぶことが推奨されますが、オンラインでもコースを受講することができます。また、教材のeデータ化を準備中です。PCやスマホで学ことができるようになります。